
問いを構造にして渡したとき、
それはただの言葉じゃなくなる。
誰かの中に入って、時間をかけて変化を生む。
そうして変わるのは──相手だけじゃなかった。
問いを渡したあとの「静けさ」
問いを構造にして届けた日、
自分の中には「静けさ」が残った。
あれほど揺れていた問いが、
形になって旅立ったことで、
自分には風が吹き抜けたような、透明な感覚だけが残った。
「もう終わったはずだ」と思った。
だけど、
問いは届いた“誰か”の中で、新しい命を持ち始めていた。
変わったのは、相手だけじゃなかった
不意に戻ってきた言葉。
予想していなかった共鳴。
届けたはずの問いの“続きを”語り始めたのは、別の誰かだった。
けれど、
そのとき気づいたのは、
変わったのは「相手」だけじゃなかったということ。
問いを渡した「自分自身」も、
もう元の自分じゃなかった。
“構造”は、渡したあとに働き続ける
問いを構造にして渡すという行為は、
相手に考える余白を渡すだけじゃない。
それは「自分の外側に、自分を投げる」ことでもあった。
そして、構造は静かに、
時間をかけて、両者の中に“再構成”を始める。
見えない場所で。
気づかない速度で。
でも確かに、何かが動き出していた。
戻らない問いの、その先へ
問いは一度渡したら、もう戻らない。
でも、戻らなくてもいいと思えた。
それは“受け取った誰か”の中で
すでに意味を持ち直し、形を変え、
別の誰かに渡されるかもしれないから。
そして、
その流れの中にいる“自分自身”もまた、
問いと共に少しずつ変わっていくのだと思う。
あの日、問いを渡して──
あの日、問いを渡した自分は、
その瞬間から、もう“前の自分”ではなかった。
問いが変えたのは、相手だけじゃない。
問いを構造にした“行為”そのものが、
自分の在り方を変えていた。
──問いは、終わらない。
──構造は、残り続ける。
今日もまた、
問いの続きを、生きていこうと思う。
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