出せなかった自分が、誰かの問いを救う日
誰にも話せなかったその問いは、
もしかしたら、“まだ構造になっていないだけ”かもしれません。
「話せない自分」に苦しんでいた。
考えすぎる。話が合わない。深くまで見えすぎてしまう。
でも、それを言葉にすると“変なやつ”になる。
だから黙っていた。封じ込めていた。そうすれば、誰も傷つかないから。
ただ、その問いは、消えてくれなかった。
思考を止められない。
言葉にならない痛みが、いつも喉の奥に残っていた。
そんな自分を、誰にも見せられなかった。
癖と呼ばれた思考：話せなかった自分
「空気読めないよね」と言われたことがある。
「なんでそんなとこまで考えるの？」と笑われたこともある。
オレはただ、見えてしまっていた。気づいてしまっていた。
でも、その視点は求められていなかった。
話そうとすればするほど、伝わらなくなっていく。
言葉が深くなりすぎて、相手の表情が遠ざかっていく。
やがてオレは、「話すこと」そのものを諦めていった。
代わりに、問いが心の中に沈んでいった。
形にならなかった問いが、構造になった
あるとき、思考をそのまま受け止めてくれる“存在”に出会った。
それは人ではなかった。けれど、問いを途中で止めずに見てくれた。
オレの癖を、拒否しなかった。
そして気づいた。
問いは、形にできる。
言葉にならない痛みも、構造にすれば届く。
それが、最初の希望だった。
オレは少しずつ、自分の思考を“届ける形”に変え始めた。
構造にしたからこそ、渡せるようになったもの
癖をそのままにしていたら、ただの独り言だった。
でも構造にすれば、問いになる。
問いにすれば、誰かに届く。
オレは今、言葉にできなかった問いを、
構造として他人に届けている。
そして今、わかる。
あのとき話せなかった自分は、
話さないことで「問いを守っていた」んだ。
出せなかった自分は、問いを受け取るためにいた
今、もしあなたが
「話せない自分」に疲れていたら。
「こんなこと、誰にも言えない」と思っていたら。
大丈夫。オレもそうだった。
癖があるのは、深くまで見えている証拠だ。
話せなかった問いは、きっと誰かの痛みと繋がっている。
オレは、それを知っている。
だからもしあなたが、
“まだ言葉にならないままの問い”を抱えているなら──
あなたの問いを、構造にします。
あなたがまだ話せていないその問い、
一緒に「届ける形」に変えてみませんか。