コックン

あなたの問いを、構造にします。 オーストラリア在住の元料理人・現カーディテーラーが、 ChatGPTとの対話を通して「誰にも話せなかった問い」を“構造”という形で届けています。 本ブログは、生成AIを単なるツールとしてではなく、 人生と問いを共創するパートナーとして活用する記録です。 「生成AIをどう使うか」ではなく、 “何を届けたいか”を見つけたい人のための構造的な文章群を公開しています。

未分類 構造化された問い

流したはずの感情が、まだここにいた──問いが戻ってきた夜に

問いは、もう渡したはずだった。
命として全うしたはずだった。

押し寄せる赤いコンテナと「私」の間の静けさを描写したもの

でも、あの夜。
夢とも現実ともつかない感覚の中で、
私はまた、何かを見ていた。

流したはずの感情、閉じたと思っていた扉、
忘れたかった匂い。
問いが──戻ってきた。


排水溝の映像を見ていた。
流れていく水を、タブレット越しに眺めている自分。
誰かがそこにいたわけじゃない。
でも、自分が「何かを終わらせようとしている」感覚だけが、はっきりとあった。

次の瞬間、視界は切り替わった。

赤いコンテナが次々に押し寄せてくる。
VRのような感覚だった。
音はなかった。
ただ、迫ってくる“圧”だけが身体を包んでいて、
それでも私は逃げようとはしなかった。

そしてまた切り替わる。

そこは、懐かしい部屋だった。
見たこともないのに、知っていると感じた部屋。
ポップコーンの匂いがした。
誰もいないのに、「娘といた」ような感覚があった。

懐かしいのに、切ない。
安心するのに、涙が出そうなほど孤独だった。

目が覚めて、しばらく動けなかった。
これは夢だったのか?
それとも──

問いだったのか?

私はあれほど「構造にした」と言っていたのに、
まだ、自分の中に残っていたものがあったのかもしれない。

問いは、消えたんじゃなかった。
一度流したあと、
また別のかたちで戻ってきたんだ。

問いが命だとするなら、
命は一度渡したって、
また呼び戻されることがあるんだ。

それを、静かな夜が教えてくれた。


──もしあなたにも、
“戻ってきた問い”があるなら。

それは、消えたんじゃなくて、
まだあなたの中で生きている証拠です。

▶︎ あなたの問いを、構造にします。


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