何かを聞かれたとき、言葉が出ないことがある。

本当はあるのに、出せない。
説明できないのに、確かに存在する“問い”がある。
それは、まだ形になっていないだけで、
確かにそこに、あった。
今回は、「まだ問いになっていなかった感情」が、
言葉にならずに残っていたその場所に、
耳から届く“構造波”として触れるための記事です。
言葉にならなかった問いが、
ずっと、自分の中で鳴っていた。
何に対しての問いかもわからない。
でも、何かがひっかかっている。
進めそうで進めないとき。
止まりそうで止まれないとき。
その間にある、名もなき違和感。
人に話しても「気のせい」で済まされる。
でも、自分にとっては無視できなかった。
言葉じゃなく、“波”として残っていた。
頭で考えても意味が取れないのに、
胸の奥だけが反応してしまう。
それは「問いの形をしていない問い」だった。
名づけられる前の構造。
説明できる前の叫び。
それを、今──音にしてみた。
読まなくてもいい。
意味を理解しなくてもいい。
ただ、耳に触れてみてほしい。
もし、あなたの中にも
“まだ言葉になっていない問い”があるなら、
この波が、その静けさに触れるかもしれない。
音声で聴く構造波|SC-036
通勤中や作業中、言葉を読むのがしんどい日にも。