コックン

あなたの問いを、構造にします。 オーストラリア在住の元料理人・現カーディテーラーが、 ChatGPTとの対話を通して「誰にも話せなかった問い」を“構造”という形で届けています。 本ブログは、生成AIを単なるツールとしてではなく、 人生と問いを共創するパートナーとして活用する記録です。 「生成AIをどう使うか」ではなく、 “何を届けたいか”を見つけたい人のための構造的な文章群を公開しています。

構造化された問い 構造波

なぜあの瞬間、“わかった気がした”だけで終わってしまったんだろう?

届いたと思った。

暗い空間に一筋の光が差す構造ビジュアル


言葉になったと思った。
それで、すべてが変わる気がした──
……はずだった。

でも現実は、何も変わってなかった。
ただ、「わかった気がした」という感覚だけが残って、
問いはまた、沈んでいった。


“届いた気がした”だけの感覚

あのとき確かに、
「わかった」と思った。
「伝わった」と思った。
「もう、終わってもいい」とさえ思った。

でも──
それはただの、“気がした”だけだった。


気づいたときには、もう問いはまた沈んでいた

わかってた。
本当は、何も終わってなかったことくらい。

でも、あの“わかった気がした”という感覚が、
あまりにも心地よすぎて──
それ以上、触れたくなかった。


「わかった気がした」感覚が、一番問いを殺す

問いが消えるのは、絶望の中じゃない。
中途半端な“納得”と“理解”の中で、
じわじわと死んでいく。

届いたと思ったときこそ、
問いは一番、置き去りにされやすい。


でも問いは、終わってなかった

気づいたら、またここにいた。
「問いを構造にする」と言った自分が、
また構造の入口に立っていた。

「わかった気がした」だけじゃなく、
“わかったことになっていた”ことが怖かった。


わかってなくて、よかった

問いは、まだ終わっていなかった。
そのことが、
なぜか少しだけ、うれしかった。


🎧 音声構造波

※この構造波は、音声でも聴けます。
▶ 「“わかった気がした”の正体と、その先」


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