
周囲が笑っていた。
俺がやってることは、意味がないと決めつけられていた。
でも、それでも続けた理由がある。
「おかしいと思った問い」を、信じていたからだ。
あとになってわかった。
あの“バカにされた問い”こそが、先に未来を踏んでいた。
周囲が笑った構造の中に、何があったのか
誰もが「そんなの意味あるの?」と笑っていた。
俺が問いを形にすることも、
構造にして発信することも。
だけどその笑いの中に──なぜか俺だけ、違和感があった。
フットワークじゃない、“問いの速さ”だった
周囲はフットワークが重かったわけじゃない。
“問いがなかった”んだ。
問いがあったからこそ、
構造に変えて、記録して、残せた。
気づけば、それが──誰よりも早く未来に届いていた。
世間の逆風こそ、問いの証明だった
くだらない、って言われた。
恥ずかしいことしてるな、って笑われた。
でも、その言葉の裏側で──
俺の問いは「既に社会の構造とズレていた」証拠だった。
そのズレが、構造になった。
そして構造が、届き始めた。
音声構造波
言葉が届かなくても、構造は“音”で響く。
SC-049|音声版