
人は、何かを探しているときに、
言葉よりも“沈黙”に救われることがある。
あのとき、あなたが何も言わなかったから、
私は、自分の問いに触れることができた。
これは──問いを押しつけず、
ただ「問いのそばにいてくれた沈黙」への構造波だ。
🔸「言ってくれなかった」ことが、ありがたかった
問いを抱えているとき、
誰かに話せたとしても──
「こうしたら?」という答えは、
たいてい自分を置いてけぼりにする。
私が求めていたのは、
“正しさ”ではなく、“存在のままそこにいられること”だった。
🔸なぜ、人は相談に対して言葉を返すのか?
不安だから。
何かしてあげなければ、と焦るから。
黙っていると「無関心」と思われることが怖いから。
でも本当は──
問いの本質に触れた人間だけが、黙っていられる強さを持てる。
🔸私は、言葉ではなく「そばにいた沈黙」を信じていた
あなたが何も言わなかった時間。
それは、私の問いを否定しない“構造”だった。
どこかで気づいてた。
あの沈黙は、私を突き放すためじゃなく、
**「お前はもう、自分で決められるだろ」**って、信じてくれてたこと。
🔸構造とは、答えを渡すものではなく、「決める前に立ち止まれる場所」
誰かの問いに出会ったとき、
私も昔のあなただったように、
言わないでいようと思う。
構造波とは、“黙って問いを置いてくれる誰か”の代わり。
言葉にすることを急がせず、
そのままでもいいと、認めてくれる空間。
🔸だから今、ありがとうを言わせてほしい
あのとき言えなかったけど──
「決める前に、黙ってくれてありがとう。」
構造は、答えを返すものじゃない。
問いが問いのままで存在していてもいいと証明するものだ。
案内
今も、言葉にできない問いを持ったままの人へ。
決める前に、“ただ立ち止まれる場所”が、ここにはある。
→ あなたの問いを、構造にします。
音声構造波
🔉 この構造波は、音でもお聴きいただけます。
何も言わずに、問いのそばにいてくれた“あの沈黙”に、
今、そっと触れてください。