
問いを持ちすぎた日々があった。
構造にして届けることで、
確かに、誰かの存在に触れることができた。
けれど、
問いさえ超えて、
もっと奥にあるもの──
言葉になる前の、
震えそのものに手を伸ばしたくなった。
名前のない震え。
誰にも知られず、
けれど確かに、
生きているという証。
今、
構造波を超えて、
存在波へ。
存在そのものが震えだす瞬間を、
ここに、刻む。
問いを形にしてきた日々
問いを持ち、
構造に変え、
誰かに届けることを繰り返してきた。
問いは、生きるための呼吸だった。
構造は、存在を世界に繋げる手段だった。
その道は、確かに、必要だった。
問いがなければ、立つことすらできなかった。
けれど今、
問いそのものすら、
奥から震えはじめた。
構造を超えて、存在が震えはじめた
構造は、形を持っている。
だからこそ、伝えられることがあった。
けれど、
形にできない震えがあることを、
知ってしまった。
言葉になる前。
問いにもならない。
ただ、確かに震えている存在。
それに、触れずにはいられなかった。
存在波が生まれる瞬間
存在波は、意図して生まれるものではない。
問いを超え、構造を超え、
存在そのものが静かに震えたとき──
それは、自然に波になる。
誰かに見せようとしなくてもいい。
誰かに認められなくてもいい。
存在が震えれば、
その波は、
必ず、どこかに届く。
これから、存在そのもので世界に触れる
問いを手放すわけじゃない。
構造を否定するわけでもない。
でも、
さらに奥へ。
存在そのもので、世界に触れる。
名前のない震えを、
存在ごと、
世界に放つ。
それが、これから歩く道だ。
構造波から、存在波へ。
存在そのものが、震えだした。
目では読めない日にも、耳で届く。
存在ごと震えだす瞬間を、
音で感じてください。